公立美術館における障害者等による文化芸術活動を促進させるためのコア人材のコミュニティ形成を軸とした基盤づくり事業

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本事業のこころみ

本事業は、公立美術館における障害者等の関わる文化芸術活動(発表、鑑賞)に関する多面的な手法を大きく発展させ、積極的に活動に取り組める状況を創出することを目指しています。公立美術館の学芸員、教育・普及担当員等の職員、アーティスト、現代美術のキュレーターらとともにその基盤を作ることを目的とし、カンファレンス(交流・共有・学びの場づくり)、リサーチ、パイロット事業、未来の美術館構想講座、アーカイビングに取り組んでいます。

事業の枠組み

カンファレンス

公立美術館の学芸員及び教育・普及担当者等が、交流や学び、相互の働きかけを通して障害者等の関わる文化芸術活動についての経験、知識等を蓄積する機会とする研究会を開催します。

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リサーチ

公立美術館を中心に、障害者等の関わる文化芸術活動に関する質的な調査を行い、障害者等の関わる文化芸術活動の企画・運営にあたって有益な情報をまとめます。

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パイロット事業

新しい展覧会のあり方を提示してきた現代美術のキュレーターを招聘し、展覧会制作を通して、障害のある作り手による作品の特性に応じた固有の方法や仕組みを提案します。

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未来の美術館構想講座

京都市立芸術大学との共催で、障害と表現を考えるにあたり、そこに含まれる課題を整理して学び、様々な表現実践を考察するための講座を開催します。

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アーカイビング

将来的に有効な資料を保存することを目指し、事業全体を包括するデジタルアーカイブを設計し、各事業に関するデータベースを関係者間で適切かつ効果的に記録、管理できる仕組みをつくっています。今後、障害のある人の文化芸術活動を推進するため、公開可能な資料については、慎重に検討を重ねたうえで公開していきます。